トレイルを造って走ってもらうのも楽しみのひとつ。
子供たちに引き継いでいってもらえるような施設を作りたい。

S-TRAIL代表 渕野 厚志さん

静岡県静岡市在住。ダウンヒル歴14年になるMTBライダー。2001年の登録以来ダウンヒルのエリートライダーとして活躍中。
S-TRAIL 問合せ:http://s-trail.lovespo.com/

活動場所は静岡県の静岡市清水区です。新東名の新清水インターをおりて3分のところにこのS-TRAILという施設を作っています。 作っているフィールドはダウンヒルをメインに、今はパンプトラックとショートスラロームコース、さらにクロスカントリーコースを造成している途中です

S-TRAILは、静岡市清水区に在住しているマウンテンバイクライダー6人で構成されている団体です。始めたきっかけとしては、今までダウンヒルの練習でずっと走っていた登山道が、地域との問題で走ることができなくなったことです。ならば自分たちで堂々と走れる「ホワイト」なトレイルを造ろうということで、知り合いの山を持っている地権者の方にお願いをして、自分たちでトレイル造りをはじめました。みんな仕事を持っているのですが、その傍ら週末は造成(DIG)をひたすらやってます。

MTBって、どのレベルの人間が同じコースを走っても「楽しい」と思えるんです。すごく速い人でも感覚としては「楽しい」。どんなにうまくなってもその感覚は一緒だと思います。あと、自然の中で刻々変わるコンディションの中で、いろいろ考えながら走るのが楽しいです。そんな中で、自分たちで造成をして形を造り、みんなに走ってもらう、というのは自分たちの楽しみでもあります。そこを通じてMTBを盛り上げたいという意志の元でやっています。

はじめてからCM撮影の依頼だったりとか、取材などはよく受けるようになりました。あとは全国各地のマウンテンバイク友の会などからの問合せもよく頂いています。横のつながりが広がってきているなと思います。
普及活動をさせていただいているんですけど、まだそんなに知られていないトレイルです。自分が作ったトレイルやセクションを出すことができる場所でもあるので、皆さんにどんどん来てもらって、走っていただいて、そして造っていただいて・・・そういうコミュニティというか、MTBを発信する場所にしていきたいなと思います。

ここは見渡す限りが使える土地なので、ウィスラーとかにあるような、見渡す限りにいろいろなレベルにあわせたトレイルをどんどん造っていって、競技人口の底辺を広げていきたいと思っています。そして、子供たちがDIGをしている大人たちを見て育ち、いずれはそれを引き継いでいく。ちゃんとしたサイクルとして流れていって、後世に残っていくようなトレイルの場所として、続けていきたいと思っています。